女優広瀬すず(21)が、ヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「なつぞら」(月~土曜午前8時)の18日に放送された第147回の平均視聴率が21・4%(関東地区)だったことが19日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は第139回の23・8%。

同ドラマは、戦争で両親を亡くし、父の戦友の養女として引き取られたヒロイン奥原なつ(広瀬すず)が、北海道を舞台に、亡き父の戦友の柴田剛男(藤木直人)と妻富士子(松嶋菜々子)、柴田夫妻の父泰樹(草刈正雄)に育てられ、豊かな想像力と開拓者精神を生かし、アニメーターを目指す姿を描く。脚本家の大森寿美男氏のオリジナル作品。元AKB48で女優の渡辺麻友、井浦新、染谷将太、伊原六花、小手伸也らが朝ドラ初出演。ほかに貫地谷しほり、中川大志、麒麟の川島明、木下ほうか、角野卓造が出演する。また、語り(ナレーション)をなつの父親という設定で内村光良が担当する。

あらすじは、なつは、千遥(清原果耶)が働く神楽坂の料理屋から出る際に、千遥に一通の封筒を渡した。それは父からの最後の手紙で、中に描いていた家族の絵に千遥は涙を流した。次の日曜日、千遥の家では「大草原の少女ソラ」の放送を見た千夏(粟野咲莉)が、アニメの中で牛の乳搾りをしているのを見て、乳搾りがしたいと言った。同じく坂場家でも優(増田光桜)が乳搾りをしたいと話した。その後もなつは、マンガ制作で大忙しだった。卵を焼くシーンではおいしく見せるために、卵の色や登場者の表情を加えるなどして制作していった。そのかいあって反響も大きく、たくさんの手紙がマコプロに届いた。そんなある日、マコプロに千遥と千夏が再び訪ねて来た、という内容だった。