元乃木坂46桜井玲香(25)がこのほど日刊スポーツのインタビューに応じた。乃木坂46を卒業して3カ月弱。ミュージカル「ダンス オブ ヴァンパイア」に出演中。セカンドソロ写真集「視線」(光文社)も27日に発売を控えています。写真集の見どころや、8年在籍したグループへの感謝、ソロでの抱負などを語りました。【横山慧】

-9月1日に乃木坂46を卒業。卒業後に写真集を撮影しました

桜井 終わってすぐ、1週間後くらいに撮りました。この先の長い人生の中で、アイドル時代は一生来ないので、まだ名残がある最後の時期を撮っていただいたというのは、ソロでのスタート前の最後の姿というかまとめができたような印象ですね。2冊目を出していただけると思っていなかったですし、こんなにいいタイミングで作ってもらえるなんてありがたいです。

-撮影は米西海岸のポートランドでした

桜井 一般的にはあまりイメージがないかもしれない都市ですけど、全米で住みたい街NO・1になるくらいいいところなんですよ。海はなくて、川があって、橋がいっぱいかかっていて。若い人に人気あるらしく、ウォールアートがあったり。ビルもあまりなくて。「ほわん」とできるような街でした。アイドルを辞めて、ちょっと力の抜けている姿が写っていると思います。

-ランジェリー撮影や、大胆なバスタブシーンのカットなどにも初挑戦しました

桜井 意外と、下着を着ていますね(笑い)。ファンの方も「桜井はそういうのあまりやらないタイプだから」的な雰囲気だと思うんですが、そんなことないぞ、っていう(笑い)。入浴のシーンは、お湯を熱めでとお願いしたら、のぼせていました。ガチの汗が流れています(笑い)。

-卒業して、早速ミュージカル「ダンス オブ ヴァンパイア」にも出演中です

桜井 ありがたいことに、ゆっくりする時間もなく、すぐ稽古が始まったので、卒業した実感もあんまりないんですよ。でも、なんとなく、周りの方々が、1人の女優さんとして見てくれるっていう感じもします。独り立ちしなきゃいけないんだな、って焦ってやっていますね。

-アイドル時代とはどのような違いが

桜井 当時は握手会もあって、ライブもあって、周りの方々も「アイドルだもんね、大変でしょ、こっちと両立で」みたいに気を使っていただいていたというか。卒業して、より踏み込んで一緒にお仕事が出来ている感じがしますね。もちろん、グループから卒業したのは寂しいですけど。

-実際に稽古、本番と来ていかがですか

桜井 超苦戦しています(苦笑い)。毎日悩みながらで。やっぱり、歌がなかなか追いつかなくて。まだ自分の歌を確立できていないし、作り込めていない中で、いろんな作品に声をかけていただいている状態です。すごくありがたいけど、そこ(のレベル)に持っていかなきゃいけないのが、課題ですね。お客さんには3時間も観ていただくので、いかに心地よく聴けるような歌声にしないと。毎日、歌のダメ出しはされています。もちろん、やりがいはすごくあります。

-ソロでは女優業中心に

桜井 そうですね、やらせてもらえるなら、演技は絶対にやりたいことです。あと、モデルもやらせていただいていますし、バラエティー番組とかは得意とは言えないんですけど、いろいろ頑張りたいです。

-乃木坂46では秋元真夏さんが新キャプテンになりました。メンバーと会う機会は

桜井 この間、会いました。現役と卒業生何人かで、まいちゅん(新内眞衣)家に行きました。グループの話とか、後輩の話とか。(26日からの)3・4期生ライブの話とか、この前の上海ライブの話とか。幅広く、近況を教えてもらっていますね。

-卒業生として見る乃木坂はいかがですか

桜井 音楽番組の出演アーティストの発表に乃木坂が入っていると、「出るんだ~」とか、「またあの会場行くんだ~」とか思います。他の共演者の方を見ると、「え~この方々と一緒に出るの!?」って(笑い)。CMとか映画の出演情報とか、自然と情報が入ってくるのがすごいことだなって思います。生駒(里奈)の「仮面ライダー」のニュースも見ましたよ。

-みなさん活躍していますから

桜井 全体でやっているライブを1回見てみたいですね。年末の番組も見たいですし。もっともっと、上にのぼって行ってほしいと、本当に、絶対に思います。

-8年間所属したグループですから、当然思い入れも大きいですね

桜井 乃木坂じゃなかったら、こうして今1人で仕事ができていなかったですからね。この8年間はめちゃくちゃ大きかったし、こうやって舞台とかやっていても、ファンの方々が見に来てくださるし。直接話せるわけじゃないけど、手紙とかをいただくと、その人と私のいろんな思い出もみたいなのが書いてあったりして。そういうの読んでいると、「本当に頑張らなきゃな!」と思えますね。

-今後の抱負は

桜井 あらためて、再スタートというか。これまではアイドルだったから許されたラインが、1人になって上がってくると思うんです。実力でやっていけるように、今頑張らなきゃいけないなって思います。

-具体的な目標は

桜井 ミュージカルももちろんですけど、映画とかドラマとか、映像のお仕事もたくさんやらせていただきたいです。ファンの方にも「テレビで見たい」って言ってくださる方がいっぱいいるので。せっかく今まで応援してくれた人たちがいるので、「アイドル辞めて落ちたなあ」って思われないように、飽きられないような存在になりたいです!