落語家の立川志らく(56)が、満員電車にベビーカーを乗せる是非をめぐる議論で、自身の意見を批判する声に反論した。

ものまねタレントのみかんが、生後3カ月の子どもをベビーカーで連れて通勤ラッシュの満員電車を利用し、男性から暴言を吐かれたことをブログにつづり、ネット上で議論になっている。

志らくは20日にツイッターで「満員電車に堂々とベビーカーを乗せてくるママはそりゃ酷いよ。でもベビーカーを邪魔だと思う男も情けないじゃないか。お互い様なんだ。ママもごめんなさい、男は、構わないよどうぞ。それが普通なんだ。そんな事もわからないのかな」と私見を述べていた。

この意見は賛否を呼び、「通勤ラッシュを避けるべきだ」との声もあがったが、志らくは21日に「赤ちゃんと幼児を連れて街に出てみたらわかる、抱っこだけでは不可能だということが。どうしてもラッシュにぶつかることだってある。その時間を避けて電車に乗れ?んな馬鹿な。極力避けたい。でも無理なときだってあるんだ」と反論した。

また、「殺伐とした通勤ラッシュ時に他人への優しさを求めるな」といった意見には、「例えばだ、田舎のお婆さんが何かの間違いでラッシュ時の電車に乗ったとする。邪魔だと怒るのか?お婆さん、気をつけてね、大丈夫かい、と気遣うのが人間じゃないのか。この空間に優しさを求めるのが間違いだなんて。よくそんな事が言えたもんだ。殺伐とした空間だからこそ優しさが必要なんだ」と持論を展開した。