4人組コーラスグループ、デューク・エイセスのセカンドテナーだった吉田一彦さんが今月9日午前9時18分に、肺炎のため、都内の病院で死去していたことが20日、分かった。84歳だった。

葬儀・告別式は近親者で行った。レコード会社によると、お別れの会などは未定という。

吉田さんは1955年に結成されたデューク・エイセスに当初からメンバーとして参加し、黒人霊歌などを歌った。同グループは「いい湯だな」などのヒット曲を出した。

吉田さんは14年に脳梗塞を患い、15年3月に芸能界を引退していた。