新型コロナウイルスによる肺炎のため亡くなった志村けんさん(享年70)が生前、司会を務めていた日本テレビ系「天才!志村どうぶつ園 特別編」が4日、志村さんをしのぶ内容で放送された。

同番組は04年にスタートし、「園長」の志村さんがチンパンジーの「パンくん」や捨て犬の「ちび」などと触れ合う人気動物バラエティー。今回の2時間スペシャルは、予定していた放送内容を変更し、生前の姿をしのぶ内容が放送された。

番組放送に伴い、SNS上でも大きな反響が生まれた。ツイッターでは日本のトレンドで番組開始直後からトレンド1位に上昇。「涙が止まりません。相葉くん、ありがとう。志村園長ありがとう」「志村けんさんとパンくんを観ると涙出てくる。とっても仲良しだったよね」「パンくんもプリンちゃんも出演者も私も含めて視聴者も…みんなみんな園長改め、志村けんが大好きなんだねー」といった声がみられた。

番組終了後には同番組関連のワード「#志村どうぶつ園」「志村動物園」「パンくん」がトレンドの1位~3位を独占。5位にも「志村園長」が入るなど、同番組関連のツイートが約28万件もみられた。

番組は嵐の相葉雅紀(37)が冒頭、スタジオに飾られた“園長”志村さんのパネルを背に涙ながらに追悼のコメントをしてからスタート。“秘書”の山瀬まみ(50)、タカアンドトシ、ハリセンボン、DAIGO(41)、滝沢カレン(27)らおなじみのメンバーが出演し、それぞれの思いを語った。

チンパンジーの「パンくん」、捨て犬「ちび」との名シーンなどが流れ、出演者が志村さんの偉大さをふり返った。

同番組の今後について番組関係者は「同タイトルのまま、他出演メンバーも変わらずに番組収録を続けるようです」と話している。