明石家さんま(64)が4日に放送されたMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」(土曜午後10時)に出演し、3月29日に新型コロナウイルス肺炎のため70歳で亡くなった志村けんさんを悼んだ。

さんまは「実は2月の後半に『志村どうぶつ園』のゲストに来ていただけないかとディレクターからオファーがあった」と明かした。番組の設定はさんまが動物だというものだったが、さんまは「志村さんの番組やから絶対OKするけど、スケジュールがダメだった」と振り返った。

「そこに行っとけば本当によかったと。志村さんとあんまり会えないんでね」と共演できなかったことを残念がった。

さらに「ドリフターズという横綱がいて、我々(ひょうきん族)は横綱がいるから、小結あたりでチョロチョロ変化のある相撲を取りながら頑張った。ドリフがいるからひょうきん族があった」とも話した。

「ひょうきん族がドリフを(視聴率で)抜いたって記事が出たんですけど、スタッフは喜んでなかった。横綱に胸を借りようとしてたのが、いつのまにか勝ってしまったのを誰も喜んでなかった」と当時を振り返った。

最後にさんまは「ご冥福をお祈りしたいと思います」と志村さんを追悼した。