乃木坂46の中田花奈(25)が10日、アシスタントMCを務めるエフエム富士「沈黙の金曜日」に生出演し、番組終盤でグループからの卒業を発表した。今後の具体的な日程は未定だが、年内をめどに卒業する。

チーフパーソナリティーのアルコ&ピースから「ここで、中田からインフォメーションがあります」とパスを受けると、「わたくし、卒業しま~す!」と発表。「軽い~! 泣けよ!」とツッコまれた。

その後、あらためて深呼吸して「わたくし、中田花奈が、乃木坂46から、卒業させていただきます!」と涙声で伝えたが、「あっちゃん(前田敦子)みたいじゃん」とツッコまれると、「すみません、(スピーチ形式での)卒業発表の例があまりなくて…」と照れ笑いした。

これまで約9年間のアイドル生活を「やりたいことたくさんやらせてもらいました」と振り返り、「皆さんのおかげで、すごいやりたいことがかなえられて、皆さんのおかげでやりたいことできたし、アイドルとしてすごく満足していて、今すごくポジティブな気持ちだから、卒業をこの時期にと決めました」とファンに感謝した。具体的な卒業日程は未定で、「相談中で、年内のどこかでは、っていう感じですね。ざっくりしていてすみません」と話した。

中田は11年8月に乃木坂46の1期生オーディションに合格。グループきってのアイドル好きで知られる。特技は麻雀で、今年1月からは、CSTBSチャンネル1で、冠麻雀番組「乃木坂46中田花奈の麻雀ガチバトル!かなりんのトップ目とれるカナ?」がスタートした。「フォーチュン中田」としてタロット占いにも挑戦している。

かつて西野七瀬(25)や初代キャプテン桜井玲香(25)、若月佑美(25)らを擁し、1期生で最も人数が多く「華の94年組」とも呼ばれた学年では、グループに残っている最後のメンバーだった。