京都・よしもと祇園花月で4日、5カ月ぶりに再開予定だった祇園花月での吉本新喜劇公演関係者に体調不良者が判明し、急きょ再開が取りやめになった。

吉本興業は「現在の新型コロナウイルス感染状況を鑑み、急きょ、本日8月4日の新喜劇公演を中止としました」と説明した。

体調不良の詳細は明かされていないが、新喜劇の場合は稽古などで接触も多く、コロナ禍からの再開後初座長を務める予定だった酒井藍(33)ら出演予定者も今後、自宅待機になる可能性がある。

公演は、予定していた「お笑いライブ」3組に加えて、新喜劇に代わって5組を追加キャストとして上演するという。

吉本では、大阪・なんば花月(NGK)などの本拠地劇場について、6月から順次上演を再開。吉本新喜劇については、NGKで7月17日に再開させた。

今回、京都の祇園花月でも、5カ月ぶりに新喜劇再開の予定で、酒井は「祇園花月で、吉本新喜劇が再開されます。とってもうれしいです」とコメントを寄せていた。

あらためての上演日程などは、今後の状況を見て決めるという。