俳優武田真治(48)がインフルエンザに感染したことが17日、分かった。出演ミュージカル「パレード」(31日まで、東京芸術劇場プレイハウス)が公式サイトで、武田の休演とキャスト変更を発表。所属事務所によると、容体は安定しており自宅療養している。回復次第、公演に復帰する。

武田は今月4日に新型コロナ感染が判明し、14日に仕事復帰。同作では武田のほかにも主演石丸幹二(55)らが新型コロナ感染し15日開幕予定のところ、17日夜公演開幕に変更していた。ちなみに石丸は17日にツイッターで回復と復帰、初日出演を報告している。

関係者によると武田は新型コロナに関しては完治し、保健所の指導のもと仕事復帰OKが確認されたという。14日は同作の稽古、15日は稽古、レギュラー出演する文化放送「楽器楽園~ガキパラ~」(日曜午前11時)の収録を行った。16日に発熱し診察を受け、インフル感染が判明した。

今シーズンのインフル感染者数は前シーズンの1000分の1以下で、激減している。厚生労働省によると昨年11月30日から今年1月10日の全国の感染者は401人。昨年は47万3954人だった。新型コロナ対策でマスク、手洗いなどの習慣が根付いたことも一因と推察される。新型コロナとインフルの同時期感染は昨年、埼玉県和光市議会議長に確認されるなどしたが、珍しいとみられる。