落語芸術協会会長の春風亭昇太(61)が13日、新宿末広亭で、「寄席支援クラウドファンディング 贈呈セレモニー」に出席した。

同クラウドファンディングは、5月18日~6月30日まで募集。目標金額の約2倍の約1億380万円が集まった。寄席興業運営ならびに、設備環境にあてていくという。

落語協会会長の柳亭市馬は「早々に反響をいただき、うれしい悲鳴です。あたたかいお客さんの励ましがなによりもうれしくて。寄席がなくなってしまうんじゃないかという危機感がお客様に伝わり、共有してくださって、良い成果が出たのだと思います。満席に呼べるような世の中になりましたときに、腕の見せどころかも知れません。来てくださるお客さんに、なんとか良い高座をご覧いただいて、ご恩に報いたいと思います」と感謝した。

昇太は「目標金額をすごいスピードで、ご協力いただきました。感じたのは、お客様の落語愛です。寄席を愛していただいていたんだなって改めて強く感じました。良い高座をできるように、恩返ししていきたいです」と語った。

東京に4度目の緊急事態宣言が発令されたことについて「実際、感染者が増えているので仕方がないと思います。エンタメが必要なのかどうか。地球上の全ての生き物で、芸術文化を楽しめるのは人間だけだと思う。僕らは、そこを信じてやり続けるということです。お客さんの人数が少なくても多くても、懸命にやる」と前向きに話した。

セレモニーには、新宿末広亭の真山由光席亭も登壇した。