上方落語協会会長の笑福亭仁智(68)、副会長の桂米団治(62)らが13日、大阪市内で、上方落語の定席、天満天神繁昌亭(大阪市北区)が9月15日で開場15周年を迎えるのを記念した「繁昌亭15周年記念特別公演」の開催会見を行った。

10周年では近隣の天神橋筋商店街を約1時間半かけて練り歩きしたが、今回はコロナ禍もあり、仁智は「地に足をつけて迎えたい」と自粛することを説明した。

例年は記念日には当日のみの特別公演を開催しているが、今回は大幅にパワーアップ。昼席は8月30日から10月3日まで笑福亭松鶴一門、桂文枝一門、桂米朝一門など5つの一門が週替わりで特別公演を行う。9月13日から19日までの夜席の特別公演を実施する。

落語界にも米大リーグ、ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平投手(27)のようなスター待望論に仁智は「作ろうと思ってできるものじゃない。ただ環境をつくることが大事」と今後15年を見据えながら、尽力を約束した。

この15年を振り返り米団治は「経営していけるかどうか危ぶんでいたが、3年目になり商店街が活気づいてきて協力的になった。はなし家にとってホームグラウンドができ、心の大きな支えになった」と話した。