日本初の宇宙人がヒーローとして放映されたテレビドラマとして、1958年(昭33)に日本テレビ系で放送された特撮・連続テレビ映画をリブートした映画「遊星王子2021」(河崎実監督、8月27日公開)完成披露上映会が18日、都内で行われた。
その壇上で、出演俳優が渾身(こんしん)の演技を披露したシーンについて胸を張って語る中、監督にカットされていることを明かされ、しばし、ぼうぜんとする一幕があった。
劇中で石森正巳、タルタン王子、まぼろし大使の三役を演じた若林司(28)は「最初から三役分けて大変でした。石森は真面目なんですけど、気持ち悪いキャラ。でも自分の中では演じられた」と語った。その上で、石森はストーカー的な役どころだったと明かし「(自分は)ストーカーはしないんですけど結構、普段の自分(に近い役)なのかな。結構、演じやすかった。最後、遊星王子に土下座するシーンがあるんですけど…」などと、とうとうと語った。
すると、河崎実監督(63)が、すかさず「そこ(のシーン)は、なかったでしょ」と突っ込んだ。若林は一瞬、声を詰まらせ「やったけど、これは(演技として)きてる(良い感じ)かと…(シーンは劇中に)ないんですね」と肩を落とした。これには、同監督も「いろいろな事情があって(シーンをカットしたので)ない」と苦笑した。
映画の関係者は、若林が土下座するシーンをカットされたことを知らないと壇上で口にしたことについて「若林は、完成した映画を見ているはずなんですがね…」と首をかしげた。



