俳優成田凌(28)が主演を務める日本テレビ系連続ドラマ「逃亡医F」(土曜午後10時)の第1話が15日放送され、平均世帯視聴率が8・4%(関東地区、速報値)だったことが17日、ビデオリサーチの調べで分かった。

同作は男性向け漫画雑誌、プレイコミック(秋田書店)で連載されていた同名漫画が原作で、脚本は同局系ドラマ「あなたの番です」などを手がけた福原充則氏。主演の成田演じる天才外科医、藤木圭介は、ある日、研究医で同僚だった恋人を病院屋上から突き落として殺したぬれぎぬを着せられ、指名手配犯となってしまう。そこで恋人の死の真相を究明するため、地位と名前を捨てて「鳴海健介」と名乗りながら逃亡生活を開始。わずかな手術道具しかない中、出会った患者たちを次々と救いながら生活を続けていくという物語だ。

第1話は、その成田演じる藤木が、同僚で恋人の研究医・八神妙子(桜庭ななみ)を殺害したというぬれぎぬを着せられ、天才医師から一転、警察に追われる殺人犯へと転落するところから始まる。そこから2週間後。妙子の殺害事件の捜査本部に一人の男が乗り込む。妙子の兄で元自衛官の八神拓郎(松岡昌宏)。刑事の筋川二平(和田聰宏)たちの制止を振り切り、ホワイトボードに容疑者として貼られた藤木の写真を見つけた拓郎は、妹の恋人だった藤木が犯人であることを確信。藤木への異常なまでの報復に燃える…。