俳優いしだ壱成(47)が15日、フジテレビ系「ワイドナショー」(日曜午前10時)にゲスト出演した。

俳優デビューから間もなく中性的なルックスで”フェミ男”と呼ばれ、人気俳優となったいしだ。今年3月にトルコで植毛手術を受けたことで話題を集め、今月9日に開設した自身のYouTubeチャンネルでは俳優への意欲を見せるなど精力的に活動する。

プライベートでは昨年12月に3度目の離婚を発表したが、元妻の関係については「極めて良好です」と笑顔。コメンテーターのダウンタウン松本人志は、いしだの波瀾(はらん)万丈人生について「すごい経歴。我々がもっとアナーキーにならないといけないのに」と感嘆した。

いしだは鹿児島・屋久島で育ったという幼少期も明かし、「社会というものが海の向こう側にある感じだった。そこに属することはないんだろうなと。テレビももちろん見たことなかった」。上京後に父・石田純一と再会し「フェラーリでやってきました」と生活の劇的変化を振り返ると、松本は「お騒がせのナンバーワンとナンバーツーが親子ってすごい」とジョークを飛ばした。

今後は純一が監督するアクション映画への出演予定があるといい「オファーはいただいてます」と報告。出るかどうかについては「もちろん」と即答した。また、松本の「お父さんから叱られたことはあるのか」との質問には「しょっちゅうです」。東野幸治から「女性関係は怒らないでしょう?」と突っ込まれると、「怒りますよ。3度目の結婚の時は大反対でした」と答え、2人を驚かせた。

純一も3度の結婚歴を持つなど女性関係がしばしば話題になるが、いしだは「バツは僕の方が一つ増えちゃいましたけど」と自虐トーク。さまざまな経験が役者としての幅を広げるとし、松本は「料理人で言うと、スパイスいっぱい持ってるもんね」と今後の石田に期待。東野は個性の強さに「けど、3日間くらい口の中いしだ壱成ですけどね」とかぶせて笑った。

いしだは「今が新人でデビューした時だと思って」と役者業への抱負を語った。