橋本愛主演の日本テレビ系ドラマ「家庭教師のトラコ」(水曜午後10時)の20日放送の第1話の平均世帯視聴率が7・5%(関東地区)だったことが21日、ビデオリサーチの調べでわかった。

平均個人視聴率は4・3%だった。

11年放送の同局「家政婦のミタ」などで知られる遊川和彦氏のオリジナル脚本で、橋本は「同期のサクラ」(19年)、「35歳の少女」(20年)に続く3作目の同氏の作品出演となる。謎多き家庭教師・トラコ(橋本)が、異なる事情を抱えた3組の親子を成長に導くヒューマンドラマ。橋本演じる伝説の家庭教師・根津寅子は、高卒でコスプレが趣味で無愛想…保護者とのやりとりは東大出身の秘書・福田福多(中村蒼)にすべて任せきり。しかし、どんな生徒も必ず第1志望に合格させる。

第1話で寅子は、一人娘・知恵(加藤柚凪)の将来を案じる新聞記者の中村真希(美村里江)と、おもちゃメーカーに勤める夫・朔太郎(細田善彦)の夫婦、息子を東大に合格させたい上から目線の上原里美(鈴木保奈美)、中学受験を控えた息子を女手一つで育てる定食屋の店主・下山智代(板谷由夏)と契約。そして教えていくのは-。

寅子は訪問家庭ごとにキャラクターと服装をがらりと変え、初回はメリー・ポピンズ風、妖艶な大人風、熱血教師風とさまざまなパターンの衣装を披露するなど、橋本のコスプレも見どころとなっている。