日本テレビの岩本乃蒼アナウンサー(30)が18日、インスタグラムを更新。同局の先輩で膵臓(すいぞう)がんを公表した菅谷大介アナウンサー(50)から直接報告を受け、「なんと声をかけていいか…とても悩みました」と振り返った。

同局のニュースサイト「日テレNEWS」で、膵臓がんを公表した菅谷アナへのインタビューを行った岩本アナだが、「いつも背中合わせのデスクにいる菅谷さんから『すい臓がん』であると聞いたとき なんと声をかけていいか…とても悩みました」という。

「私自身、病気について知らないことが多く『傷つけることが怖い。だけど、なにも言わないのも…』」と葛藤があったことを明かしたが、それでも今回のインタビューを通じ「この病気に関すること、闘病において当事者だけでなく、周囲のサポート、同僚として職場でできることなども聞くことができました」とし、「1年間で新たにがんと診断される人は、約100万人。それほど身近な疾患になってしまった『がん』は、菅谷さんの言葉にもありましたが、自身や身近な誰かがなる可能性を意識しておかなければならないのだとあらためて思います」とつづった。

菅谷アナはこの日、開設したインスタグラムでも「実は、膵臓がんでした。今年1月にそう診断され、すでに4月には腹腔(ふくくう)鏡による約4時間の手術も受けています。現在も、定期的に通院はしていて、抗がん剤の薬も服用していますが、4月下旬には会社にも復帰しています」と報告。「手術から4カ月が経ち、ようやく、皆さんに落ち着いてお伝えできる状況になりました」とつづった。