14日放送の劇団EXILE町田啓太(32)主演のフジテレビ系連続ドラマ「テッパチ!」(水曜午後10時)最終回の平均世帯視聴率が15日、4・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と分かった。

初回から7・6%、5・6%、4・7%、4・0%、4・7%、4・2%、4・2%、4・6%、4・1%、4・3%だった。

平均個人視聴率は2・6%だった。

初回から4・2%、3・2%、2・7%、2・2%、2・6%、2・1%、2・2%、2・6%、2・2%、2・3%だった。

町田にとって、ゴールデン・プライム帯の連続ドラマ初主演となった同ドラマは完全オリジナル作品。町田演じる主人公の国生宙(ひろし)は、高校時代はラグビー部のエースとして活躍するも、けがで断念。卒業後も定職に就かずフラフラした人生を送る中、ひょんなことから“やけっパチ”な気持ちで陸上自衛隊の候補生となる。身を守る鉄帽“テッパチ”をかぶるにふさわしい自衛官を目指した。

最終回では、桜間冬美1尉(白石麻衣)のもとに、病気休暇中だった馬場良成(佐野勇斗)から退職届が送られてきた。馬場のために何をすればいいのかわからず苦悩する宙。そんな宙たちのことを心配していた教育隊中隊長の八女純一(北村一輝)は、馬場がいまも病気休暇ということになっていると冬美から教えられる。

宙と連絡を取った八女は、馬場の退職届がまだ受理されていないことを伝える。続けて八女は、馬場にしてやれることは何もないが最後まで信じてやることはできる、と告げる。「それがバディってもんだろ。だからまずはお前がしっかりしろ」。八女は、そう宙に語りかけた。

八女の言葉で少し前向きになれた宙は、入院中の芝山勝也(水沢林太郎)の見舞いに行く。芝山はスケートボードのオリンピック強化選手だったが、災害事故の避難時に宙の誘導ミスによってトラックから落ち、足を骨折する重傷を負い、次のオリンピックに出られなくなってしまっていた。

リハビリを続けていた芝山は、宙の顔を見た途端に敵意を向けた。するとそこに風間速人(工藤阿須加)が現れ「宙の話を聞いてやってほしい」と頭を下げる。そのおかげで、宙は芝山と話す機会を得るが「あんたが死ぬ気で何かやってみろ」と激しく拒絶される。

それから数日後、宙たちは、出動要請を受け、大雨の影響で発生した土砂災害の現場に向かう。初めての土砂撤去作業で、宙は人命救助という重みを感じながら頑張った。