落語家の林家菊丸(48)が3日、大阪市の上方落語協会会館で、林家たい平(58)との落語会「第7回 たい平・菊丸二人会~東西林家の華の共演」(8月22日=神戸新開地喜楽館、同23日=天満天神繁昌亭)の開催会見に出席した。

2014年の菊丸の3代目襲名の際、上方林家の総帥で菊丸の師匠の林家染丸が、江戸の林家を訪れたことがきっかけとなり、その後、菊丸とたい平が意気投合。大阪で二人会を始めることになった。コロナ禍の間も開催を続け、今回で7回目を迎える。

菊丸にとってたい平は「負けたくないし、ライバルと思わせてくれる。僕にないものがたくさんある」存在。年に一度の二人会には「緊張もするし、気も重くなるが終わったときの達成感がすごい。来年もまたやりたいと前向きな気持ちになれる大切な会」と並々ならぬ思いがある。

それだけに、「たい平さんは上方がすごい好き。忙しくても時間を取って来てくださる」とたい平の来阪を喜ぶが、一方で、江戸のはなし家からは「よくやってるよね。たい平は東京では二人会をやらないのに」と聞かされているという。

菊丸が東京に赴いて二人会を開催することも提案したが、「なりかけたこともあったが、どうも関西に来たいらしい」と実現せず。たい平の長男・さく平を一緒に関西に呼ぼうとしても「息子はいいんだよ」と、いつもたい平が一人でやってくるそうで、菊丸は「関西に来る何かの口実にしているのかも」といぶかしがった。

思い当たる原因については「奥さんが厳しいので…何で関西に来てくれるのか会ったときにリサーチしておきます」と苦笑していた。