落語家林家木久扇(86)が21日、テレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜午後1時)に出演。日本テレビ系演芸番組「笑点」の卒業を決めた理由を明かした。

木久扇は来年3月で「笑点」メンバーを卒業すると発表した。落語家としては活動を続ける意向で、司会の黒柳徹子(90)から「『笑点』の卒業を発表なさっただけのこと」と確認されると「寄席や地方の落語会には参ります」と意欲を見せた。

1969年(昭44)11月から55年間にわたり「笑点」に出演する最古参で「一番長いですね。来年で55年目ですからね

。長老と言われてます。楽屋で“チョロチョロ”してるんで、長老じゃないか」とニンマリ。卒業を決めた理由については「みんなご病気とか体の具合が悪くなっておやめになるわけです。でも私は元気なうちにすがすがしく卒業したいと思って。その姿を皆さんに見ていただきたいと。暗くなるのが嫌なんです」と話した。

きっかけは絶大な信頼を置く妻のひと言といい「うちはおかみさんの言うとおりにしていて。ずいぶん病気した時も、発見者はおかみさんなんです」。また「おかみさんが敏感な人で、『笑点』見ててボソッと言ったんです。『お父さんもういいんじゃないの』って。

え? って言ったら、『疲れたところを見せないうちにやめちゃった方がいいわよ。カッコいいじゃない、江戸っ子なんだから』と」と伝えられたという。

自身もすんなり受け入れ「そうかと思って。私は言うとおりにしてるんです」と笑顔で語った。