今年2月に活動休止したフジファブリックの山内総一郎(44)が25日、東京・昭和女子大学人見記念講堂で、バースデーライブ「OCTOBER SONGS」を行った。
フジファブリックのメンバーとして04年にメジャーデビュー。数々の名曲を世に送り出し、同バンドの活動休止後、ソロ活動を開始した。シンガー・ソングライター、ギタリストとして新たな道を歩み始めた山内にとってこの日は誕生日であり、エイベックスのレーベルcutting edgeに移籍後初のライブとなった。
真っ赤な照明の中、赤いストラトキャスターをかき鳴らし、この日が初披露となった「ぶらんにゅーでい」からスタート。冒頭のMCでは「今日、44歳になりましたぁ~! まさに幸せです」と語った。
「今日って日がバースデーライブというより、これまでが地続きではあるけど、また今日もう1度生まれなおすような、そういう気持ちでここに立たせてもらっています」とし、「なので、今日は一緒に、今日しかない新しい夜を心から楽しみましょう!」と呼びかけた。
「ライブは生きてるって感じがする。リスタートを切れるのはこんなに幸せなんだって思えた」に会場は大歓声。「なかなかのスピード感で新曲が出るけど、届けたいっていう気持ちがあるみたい、俺」と話し、「ギターも弾きまくるし、みなさんと夢を見ていきたい!」と訴えた。
アンコール前に1人で登場すると、自らの言葉で26年4月のワンマンライブ開催を発表。「来年4月4、5日が恵比寿ガーデンホール、24日が大阪なんばHatchでやります。4日はファンクラブ会員限定ですが、ライブをやるので、どうぞきてください!」。
その後、キーボードの演奏でバースデーソングが流れると自らが歌い、ケーキを迎え入れた。「フーやりますね!」でろうそくの火を消すと、会場から拍手が起こった。
また、「今日オアシスが取れなかったんでしょう!」と冗談を飛ばしつつも、「今日こうして居てくれるのが何より大切なこと」とファンに感謝した。
最後のMCでは「ライブ最高っすね! 生きてきて、音楽を続けてきて良かった」と喜びををかみしめ、「これからもずっと遠くまで夢を追いかけていきましょう」とファンにメッセージを送った。
この日はアンコール含め全17曲中13曲が新曲となり、初披露曲も4曲という構成となった。「新しい曲ばっかりでみなさん楽しめてるかな?」と心配コメントも飛び出すほどだった。22日に配信リリースした「旅にでる」「GOOD FELLOW」に加え、29日に配信リリースするテレビ東京ドラマ「晩酌の流儀4~秋冬編~」のオープニングテーマ曲「人間だし」も披露した。【川田和博】



