俳優舘ひろし(75)が14日、都内で、主演映画「港のひかり」(藤井道人監督)公開記念舞台あいさつに登壇した。

同映画は、過去を捨てた元ヤクザの漁師と目の見えない少年との十数年を描く、年の差を超えた友情と再会のものがたり。舘は元ヤクザの漁師、三浦諒一を演じた。

また、撮影地は石川県・能登半島や富山県で行った。2023年10月から12月にかけて撮影を行っていたため、24年元日に発生した能登半島地震の被害を受ける前の、漁港や朝市の景色が収められている。

集まった観客を見渡し「こんにちは、舘ひろしでございます。無事、生き返って参りました」とあいさつした。「2021年に『ヤクザと家族』という映画で藤井監督と初めてご一緒して、もう1度この監督とご一緒したいなと心から思っていた。私の俳優人生50年の中の集大成と言うべき映画になったんじゃないかなと思います」と話した。

同映画は35ミリのフィルムで撮影したといい、「今ではフィルムで映すという映画はない。絵の奥深さをすごく感じました」と撮影方法へのこだわりも明らかになった。

また、公式サイトに届いた感想の中には「舘ひろしさんが渡哲也さんの姿にかぶって見えた」というものも。狙って演じたわけではないとしつつも、「渡さんと一緒に40何年やってきましたので、きっとどこか似てきたのかなと思いますね。ちょっとしたたたずまいとか、顔の角度とか」と少し恥ずかしそうに話した。

他に、眞栄田郷敦、尾上眞秀も登壇した。