女優山下美月(26)が29日、都内で行われた主演舞台「成瀬は天下を取りにいく」(7月4日初日、東京・サンシャイン劇場ほか)の記者会見に出席した。
舞台出演は約8年ぶりで、乃木坂46卒業後は初めて。「久々に舞台に立たせていただくので、ゼロからのスタートだと思っています」と謙虚に表現した。この8年間でNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」など多数のドラマなどに出演してきた。「10代の時に立たせていただいた時よりも絶対にお芝居のことが大好きになっているので、久々に立てるのがすごく楽しみですし、楽しみって気持ちだけではダメだと分かっているんですけど、絶対、宝物のような作品になるだろうなと思っています」と語った。
共演の藤野涼子、山崎静代、ISSEI、天宮良、田畑智子、脚本・演出のG2氏とともに登場した。24年本屋大賞を受賞した宮島未奈氏の人気小説の初舞台化で、わが道を全力で駆け抜ける主人公の成瀬あかりを中学生時代から演じる。
ストーリーにちなんで埼玉西武ライオンズのユニホーム姿で登壇。「この舞台のお話を1年くらい前にうかがったんですけど、どの書店さんにも大きな成瀬の顔(のポスターなど)があって。大人気で、たくさんの方に愛されている作品の舞台化ということで、最強で天才なあかりを私が演じられるのかな、と思って。G2さんの構想も今初めて聞いて、若干プレッシャーです」と心境を明かしつつ、「でも、本当に楽しみです。この夏をさわやかに全力で、精いっぱい駆け抜けていきたいです。私も成瀬の役柄に助けてもらいながら、私もたくさんの人の心を救っていく成瀬のように、たくさんの見てくださった方を救えるような主人公を演じたいと思います」と笑顔で意気込んだ。
原作の宮島氏からの「プレッシャーを感じるかもしれませんが、成瀬は自由なので、伸び伸び演じていただければ」というメッセージが司会者から代読されると、山下は「ありがとうございます。伸び伸びやりたいな、と心から思いました。宮島さんが誰よりも成瀬のことを愛して、ここまで作品も続いていらっしゃたんだろうなと感じていたので。私も宮島さんと同じくらい成瀬への愛を深く持って、宮島さんが首を縦に振っていたけるような成瀬あかりを作り上げたいなと思いました」とほほ笑んだ。
劇中では中高生を演じる。共演の藤野やISSEIとも「中学生演じられるのかな?」と話していたというが、「舞台なので遠目から見たら、いけるかなって」と笑った。「成瀬自体、あまり年齢関係ない役だと思うので」と続けた。
稽古は6月から始まる。座長としての意気込みは「皆さんほぼ初めまして。人見知りなところをあまり出さずに、稽古も本番もやれればいいなと思います。座長らしいことはできないと思うので、たくさんしかっていただければと思います」と呼びかけた。
成瀬の母親を演じる初対面田畑からは「こんなかわいらしい子が娘なんて、光栄です」、父親役の天宮からも「こんな子が娘だったら、いいなと思いました」と印象を明かされた。山崎からは「私も今日が初めてで。なかなかかわいい」と評され、口に手を当てて「ありがとうございます」と笑顔で応えていた。



