「上方落語若手噺家グランプリ決勝戦」が24日、大阪・天満天神繁昌亭で行われ、予選を勝ち抜いた8人が勝負ネタを披露し、桂三実(33)が優勝した。準優勝は桂九ノ一(30)だった。
12回目を迎えた大会で21年、25年と準優勝していた三実は「悔しさが残っていた大会だったので、一番優勝したかった大会だった」と喜び、「ヒリヒリする大会なので、来年は出なくていいと思うとホッとしている」と笑顔を見せた。
三実は名古屋市出身で、6代桂文枝門下。古典だけでなく斬新な発想の新作落語に取り組んでおり、この日は新作落語で勝負した。
今回は、上方落語協会に所属する08~22年に入門したはなし家が対象。73人中、40人が予選にエントリーした。決勝の審査員は、在阪テレビ・ラジオ局の5人と、上方落語協会から若手育成特別顧問の桂文珍が務めた。
大会は文枝が上方落語協会会長を務めているときに若手落語家の育成を目指して創設された。三実は「師匠が作ってくれた大会なので、恩返しできてよかった」と声を弾ませた。



