NHKは29日、都内の同局で定例会見を行い、8月5日に開幕する「夏の甲子園」全国高校野球選手権で初めて、決勝までの全試合をインターネットサービス「NHK ONE」で同時・見逃し配信すると発表した。
会見に出席した井上樹彦会長は「前回の大会までは、権利の関係で、同時・見逃し配信ができませんでしたけど、昨年の10月に改正放送法が施行されて、インターネットサービスが必須業務となり、大会主催者である朝日新聞社、日本高等学校野球連盟の方々にご理解をいただいた」と、今夏から高校野球ファン待望のサービスを実施するに至った経緯を説明した。
同会長は「視聴環境に合わせて、スマートフォンなどで、いつでも、どこでも、熱戦をお楽しみいただけるということになります。ぜひ、多くの皆さんに、ご活用いただきたいと思います」と続け、広く利用してもらうよう呼び掛けた。見逃し配信は、試合終了から1週間後まで視聴可能の予定となっている。
同会長は「夏の高校野球はオリンピックやワールドカップ(W杯)に近いような、視聴者から非常に期待とか関心の高い大会。夏の大会の配信ができることについて、大変うれしく、歓迎しております。見逃しで見られたり、試合の途中から、もう1回、後ろに戻したり、いろんな見方ができると思う。ぜひ、ご覧いただけるように我々も一生懸命、これからPRしていきたいと思っています」と、力強く語った。サッカーW杯が閉幕し、次は「夏の甲子園」で、NHKのスポーツ中継をPRしていく意気込みを示した。



