元宝塚歌劇団星組トップスターで女優の寿美花代(すみ・はなよ、本名高嶋節子=たかしま・せつこ)さんが3日午前4時43分、老衰のため死去した。94歳。所属事務所が6日、公表した。同日、家族葬が執り行われた。お別れ会などの開催は予定していないという。

夫は俳優、タレントの高島忠夫さん(19年死去)。次男は髙嶋政宏、三男は政伸の俳優一家。2人はコメントを発表した。政宏は「最期には立ち会えませんでしたが、ここ数年は誤嚥性肺炎で入退院を繰り返し、数日前、会いに行った時も嚥下がほぼ出来ない状況で苦しがるのと、その痰が何かのタイミングで流れると安らかに眠りにつく、の繰り返しだったので、もちろん悲しいんですけど、今は楽になって、ゆっくり休んでいるんだろうなと言う安堵の気持ちでいっぱいです』と晩年の様子を明かした。「入院中、ときおり病院の方たちがびっくりするほどの声量で喋ってたようでやっぱり鍛え方が違うと話題になってたほどでした。最期の最期まで大女優寿美花代だった母でした」と言葉を寄せた。

政伸は「父と共に大好きだったフリオの歌声のなか、母は子供と孫に囲まれながら、最期まで美しく凛とした表情のまま、眠るように旅立ちました。いつもユーモアを忘れない明るく優しい母でした」としのんだ。

◆寿美花代(すみ・はなよ)本名髙嶋節子(たかしま・せつこ)。1932年(昭7)2月6日、兵庫県生まれ。48年宝塚音楽学校を卒業し、同年初舞台。宝塚時代は男役トップスターとして活躍。63年宝塚を退団し、高島忠夫さんと結婚。長年、夫とともに日本テレビ系「ごちそうさま」の司会を務めた。次男髙嶋政宏、三男髙嶋政伸は俳優として活躍するなど芸能一家。趣味は海外旅行。血液型AB。