歌手和田アキ子(76)は24日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」(土曜午前11時)に生出演。この日ゲストで出演した萩本欽一(85)のパワーあふれるトークに、圧倒されるような様子をみせた。
萩本はスタジオに登場するや、「20年くらい会っていないんじゃないですかね」という和田に、「アッコに会えた!」「80(歳にはまだ)いってないでしょ?」と喜び、よく通るおなじみのハイトーンボイスで、欽ちゃん節を全開に。「欽ちゃんは話し方も全然変わっていない」と驚く和田に「おれ、77歳から、年を取った、と気づいたの。76歳までは30代といっしょ。年を取っていないもん」と豪語。「何でですか」と戸惑う和田に、「私は『年寄り』だったんだよね。『年寄り』と『老人』は違うからね。老人は『老けた人』と書くけど、年寄りは年が寄るだけ。元気なやつは(老いを)よけられるんだよ」と、持論を展開しながら、自らの年齢や若さの秘訣(ひけつ)を語った。
萩本の途切れないトークに、和田は「欽ちゃんは、何十年ぶりですけど、話し方も全然変わっていない」。これに萩本は「進歩がないからね」ととぼけたように応じ、「世の中、若い人の話は早くてまっすぐしゃべるから聴いていて眠くなる。お経を読んでいるようで、だから、ゆっくり元気よくしゃべらないとだめよ」と、アドバイスをするように語った。
萩本は、和田との会話の中で「アッコみたいに、女性が好きになるタレントさんって、相当大変なことをやったんだよ」と、和田の芸能人としてのキャラクターに言及。「日本テレビの金曜の夜か何かで…完全に女性扱いじゃなかったものね」と、和田がかつて出演していた日本テレビ系の人気バラエティー番組「金曜10時!うわさのチャンネル!!」に触れ、「ああいうことも嫌がらずにやっていたから、(視聴者も)スカッとしたんじゃない?新しい道を開いたよね」と評した。
これに和田は「男尊女卑ではないですが、女性がリーダーになって男を従える(演出)というのは、(当時は)なかった。私がせんだみつおとかに『おい、みんな行くぞ』と、ハリセン持って、バシバシたたいていたから」と思い返し、「そういうのは今までなかったですね」と述べると、萩本も「(見ていて)怖くなかった。あなたの持っている感性よ」と語りかけた。
この日、萩本の番組出演は1時間以上にわたり、和田とともにパーソナリティーを務めるフリーアナウンサー垣花正は「おふたりのお話を聞いていて、すごくお互いに好き合っているんですけど、部分部分でめちゃくちゃかみ合わないじゃないですか」と、時にかみ合わないままでも続いていく2人のトークだったことに言及。和田は萩本の出演終了後、「老いてはいない。年寄り。うん、すてきな年寄りでしたね。それで、しっかりしてらっしゃるし、元気が出る」と述べた。
垣花が「言葉のエネルギーというか、元気になる言葉の応酬でしたね」と、和田と萩本のトークを評すると、和田は「私は思いついたことを言っているだけ。欽ちゃんは奥が深い」と応じていた。



