元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂は30日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に生出演。自身の父、長嶋茂雄さんと深い縁がある松井秀喜氏が巨人の新監督に就任したことに初めて生言及した。父と松井氏をつなぐ背番号「90」について、「びっくりした」と述べるとともに、その数字を考案したのは、もともと一茂自身だったと意外な「秘話」を明らかにした。
松井氏の監督就任は23日午後に発表され、金曜コメンテーターを務める一茂がこのテーマについて番組内で言及するのは初めて。一茂は、MCのフリーアナウンサー羽鳥慎一に「背番号90。どうでした?」と問われると、「びっくりしましたね」と反応。「90は長嶋茂雄監督ですからね」と水を向けられると、「90…。また余計なこと言うかも分かんないけど」と切り出し、「90ってぼくがつけたんですよ」と、口にした。
「え?何がですか?」と驚く羽鳥に、「僕が小学校3年の時に、長嶋茂雄が引退し、その次の年に監督やるんだけど、父から『背番号は何がいい?』と言われて、適当に『90番がいいんじゃない?』と言ったの」と述べた。
一茂はその理由を「背番号3番で、サードで、打順が3番だったから、それらを足してゼロをくっつけたら90になる。小学生としてすごく安易な」と告白。「(数字を)足せたんですね」とボケる羽鳥に「足せるわ! 3たす3たす3はできるでしょ」と応じながら、「当時の背番号9は、キャッチャーの吉田(孝司)さんだった。それで、マルをつけて、90番がいいんじゃない?と言って、90番になったの」と、父の背番号90にまつわるエピソードを披露した。
一茂は「もう50年くらい前の話だけど、その後、なぜか、背番号90っていい数字ですよね、『ナインの輪』と書きますよね』と(言われた)」とも述べ、「これは、大人が後付けしたの。おれはもちろん、そんなこと言う頭はないから」と笑い、松井氏が選んだ90番を「ああ、90番なんだと」と、感慨深げな表情で語った。
松井氏が「90」をつける理由のひとつに、茂雄さんが生きていれば今年90歳であることに触れたことにも言及。「そこら辺の律義な部分と、温情がある部分とかっていうのと…」とした上で、「ただ、来年は勝負の世界ですから非情な部分もないと、絶対勝てない」とプロの視線でも言及。「多分、私も含めてみんなで飲みに行って(松井氏と)野球の話をするということは、僕らの時はなかった。練習が終わっても試合が終わっても、父と二人三脚でスイングをしていましたから」と振り返り、「そういう部分ではすごく孤高だったと思うし、大変だった部分もあると思う」と、選手時代の松井氏についても振り返った。



