★今年に入り幾度となく大規模で展開されている離島奪還日米共同演習。21年から毎年実施され、今回が5回目となる「レゾリュート・ドラゴン25」は北海道、東京都硫黄島、九州全域、沖縄などを舞台に陸上自衛隊と米海兵隊1万9000人が参加し11日から25日まで。ことに18日からは大分県中部の由布市の日出生台(ひじゅうだい)演習場で、本格的な実弾演習が実施される。日本の最西端、沖縄県与那国島では8月の町長選で現職を破り当選した新町長が大規模演習に否定的で、米軍が高機動ロケット砲システム「ハイマース」やオスプレイを展開予定だったが取りやめられた。沖縄県は沖縄防衛局に対し地元の理解が得られない訓練を行わないことや、米軍機による民間空港の使用自粛などを申し入れている。
★一方、15日には石垣島駐屯地に米軍の新型対空短距離防御システム「MADIS(マディス)」と、遠征対艦阻止ミサイル発射システム「NMESIS(ネメシス)」が初めて搬入された。マディスは地対空ミサイルや機関砲と誘導関連装備などを一体化し装甲車の上部に設置した高機能装甲迎撃車両。ネメシスは地上から艦船を攻撃できるミサイルを発射する車両で、いずれも2両1組で運用される。ここでも沖縄県への対応に問題があった。訓練が実施される他の道県では8月に入って防衛省から訓練の説明があったが、沖縄に説明があったのは今月5日といい、演習実施直前。沖縄防衛局が意図的に沖縄県への説明を遅らせた可能性が高い。
★ことに最新型の地対艦ミサイル・ネメシスは日本で初の運用で、今後は米軍キャンプ・ハンセンの「第12海兵沿岸連隊」への配備といわれている。沖縄県知事・玉城デニーは「基本的に沖縄防衛局には、事前に情報の共有を、丁寧に説明して欲しい」とし、沖縄の編成に加えられることを受け「そういう考えがあるならなおのこと、我々は丁寧に説明を受けなければならない」と不快感をあらわにした。東京は総裁選挙ですべての政治的機能は停止している。玉城が発言しなければとがめる政治機能すらない。(K)※敬称略
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政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

