★首相・高市早苗が訪米を画策している。1度、来年1月の国会召集前の訪米を打診したが、米側に日程が窮屈と退けられている。予算案可決のめどがつけば3月か4月にも日米首脳会談を行いたい腹だ。急ぐ理由は簡単で、4月にも行われるといわれる米中首脳会談前、先に会いたいというわけだ。中国国家主席・習近平に米大統領ドナルド・トランプが取り込まれ、日本を囲む米中包囲網ができたらとんでもないということだろう。
★これと同じ動機だったかどうか、高市は22日午後、元首相・岸田文雄の議員会館の部屋を訪ねた。ケーキで労をねぎらわれ「滑り出しは順調だから、頑張ってもらいたい」と話すと、高市は「予算委員長が厳しくて大変でした」など約15分間会談。そのあと元首相・菅義偉と10分、しばらくして元首相・麻生太郎の部屋を訪れ、約16分間会談。また高市批判を繰り返す前首相・石破茂にも会い、栄養ドリンクの差し入れがあったなどと各社短く報じているが一番長く、21分。また皇室典範の改正論議が進まないなどとぼやくこともあったという。自民党議員が言う。「いずれも15分程度、年末のあいさつといえばそれまでだが、直接会う必要があったのだろう。その程度なら電話でもいいものを直接会うことに意味があるのだろう。天敵ともいえる石破にも会ったのは、1人外して臆測を呼びたくないからだろう」。
★別の自民党議員は「岸田の取り込みと石破へのけん制だよ。高市は安倍派時代から取り入るのがうまい。森喜朗や安倍晋三といった両元首相も高市をかわいがった。2度の総裁選で『高市だけはだめだ』と言っていた岸田を日本成長戦略本部の本部長につかせ懐柔。目的は岸田を高市支持にさせ、石破にはくぎを刺したということではないか。わざわざ菅、麻生には会う必要もないはずだ」。つまり、このまま快進撃を続けるから応援してねってことか。(K)※敬称略
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政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

