未来の都市像を発信するイベント「スシテック東京2024」(東京都など主催)が27日、東京都江東区で開幕した。

日本科学未来館を皮切りに、5月26日まで4会場で「空飛ぶクルマ」などを展示。入場無料だが、一部施設ではホームページから予約が必要だ。都は2050年の東京を体感できるとし、延べ50万人の来場を見込んでいる。

スシテック東京は、持続可能や技術力を意味する「サステナブル・ハイ・シティー・テック・トーキョー」のアルファベットを組み合わせて命名した。

27日は日本科学未来館でオープニングイベントが開催され、小池百合子知事が「見て、触れて、聞いて、味わって、五感全部で未来を体感してほしい」とあいさつした。

日本科学未来館の専用フロアでは、空飛ぶクルマに乗り込み、吹き付ける風や東京上空の映像が見られるゴーグルで空を飛んでいるような体験ができる。離れた場所にいるロボットを操縦できるコーナーなども用意している。

5月には世界の各都市のリーダーが議論する国際会議も予定している。(共同)