複数の米メディアは7月31日、米国が数日中にもイランのエネルギーインフラ関連施設を対象に大規模攻撃を実施する計画を立てていると報じた。CBSテレビは、イスラエルとの共同作戦になるとしている。トランプ大統領は同日、首都ワシントン近郊の大統領山荘キャンプデービッドで、イランの交渉姿勢が「非常に不誠実」だと記者団に不満を表明した。
イスラエルは米国とイランの戦闘終結に関する覚書が6月に発効して以降、攻撃を控えており、再び加われば戦闘が一層激化する恐れがある。CBSによると、計画は既にイスラエル側に伝えられ、トランプ氏が31日にキャンプデービッドで開いた閣議でも議題に上った。最終決定はしていない。ホワイトハウス内には反対意見があるという。
イスラエルのネタニヤフ首相は7月下旬に訪米し、トランプ氏やヘグセス国防長官らと会談していた。
トランプ氏はイランについて記者団に「彼らはうそをつく。信用を失いつつある」と語った。「非常に激しい打撃を与え続ける」と述べた。「われわれはただ勝ちたい」と語り、イランが「ただ私を怒らせる」といら立ちを隠さなかった。
一方、イランがホルムズ海峡を管理するとして設置した「ペルシャ湾海峡庁」は31日、米軍による攻撃的な動きが続いているため、海峡の通航が「不可能になっている」とX(旧ツイッター)に投稿した。
米軍は7月中旬から13日連続でイランを攻撃した。トランプ氏は交渉に余地を与えるとして、いったん攻撃を中断したが、イラン革命防衛隊が中東の駐留米軍に弾道ミサイルを発射したことを受け、29日に再び攻撃した。30日は攻撃の発表がなかった。(共同)

