沖縄県名護市辺野古沖で3月に船が転覆し、研修旅行中だった同志社国際高(京都府京田辺市)の2年武石知華さん(当時17)ら2人が死亡した事故を受け、船の運航団体「ヘリ基地反対協議会」が一般市民の乗船を取りやめる方針であることが4日、協議会への取材で分かった。武石さんの遺族に対し、10月の面会前に代理人を通じて伝えていた。

協議会は遺族側への伝達で、事故以前に現場運航者の判断の下、見学を目的とした未成年を含む一般市民を船に乗せていたと説明。事故後はこうした市民の乗船を中断しており、今後も再開させないとしている。仲村善幸共同代表は取材に「危険な海に学生を案内したことは間違いだった」と話した。

10月18日にあった遺族との面会では、同志社国際高とのプログラムが始まった経緯などに関する質問が遺族からあったという。協議会は事実確認を進め、年内にも回答をまとめる方針を示した。

事故は3月16日に発生。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の辺野古移設に反対する協議会の抗議船2隻が転覆し、研修旅行の平和学習で乗っていた武石さんと、金井創船長(同71)が死亡した。(共同)