三重県鳥羽市の鳥羽水族館は5日、飼育していた高齢の雌のラッコ「キラ」が死んだと発表した。18歳だった。呼吸不全による心肺停止とみられる。国内で飼育されているラッコは、同館の22歳の雌「メイ」1匹のみとなった。
鳥羽水族館によると、キラは8月から足腰に不調がみられ、体重も減少。11月4日から展示を中止し治療に専念していたが、5日午前10時40分に死んだ。
鳥羽水族館は「速く動く技が得意だった一方で、マイペースな性格で少し不器用なところも魅力だった」と追悼。飼育担当者は「亡くなる前日には寝転びながらもご飯を食べ、いらなくなったら首を横に振り、最後までキラらしい姿を見せてくれた」とのコメントを出した。
キラは2008年4月にアドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)で生まれ、21年3月に鳥羽水族館に移された。(共同)

