8日午前1時4分ごろ、愛知県知多市で震度5強を観測する地震があった。気象庁によると、震源は静岡県西部で深さは41キロ。地震の規模を示すマグニチュード(M)は5・7と推定される。津波の心配はない。気象庁は同日未明に記者会見し、今後1週間ほど、特に2、3日の間は最大震度5強程度の地震に注意するよう呼びかけた。
気象庁によると、震度5弱は長野県売木村、岐阜県恵那市、浜松市浜名区、愛知県瀬戸市、豊田市など。愛知県内の消防や自治体によると、避難の際に転倒するなどし、少なくとも20人以上がけがをした。いずれも命に別条はないとみられる。
JR東海によると、東海道新幹線の静岡-岐阜羽島間で設備点検をしており、安全のため、終了後も同区間で速度を落として運転すると明らかにした。始発から遅れが生じる可能性があるという。また愛知県内などを走る複数の在来線で、運転を始発から見合わせると明らかにした。
愛知県常滑市の中部国際空港の運営会社によると、人的被害や空港内の設備の不具合は確認されていない。中部電力によると、静岡県御前崎市の浜岡原発に異常は確認されていない。
政府は、首相官邸の危機管理センターに官邸連絡室を設置。高市早苗首相は8日、被害状況の把握や国民への的確な情報提供などを指示したとX(旧ツイッター)で明らかにした。(共同)

