好意を抱いていた相手をくぎで貫いた“わら人形”で脅したとして、群馬県警藤岡署は26日までに、脅迫の疑いで藤岡市の無職須藤(すとう)正広容疑者(51)を逮捕した。署によると、調べに対し「間違いない」と容疑を認めているという。

 逮捕容疑は23日午前8時半ごろ、県内のゲームセンター駐車場に、同店経営者の女性(52)の名前を赤い塗料で書き込んだわら人形1体を置き、女性を脅迫した疑い。

 署によると、わら人形は頭から足までの長さが約19センチ、両手を広げた長さが約11センチ。針金に麻ひもを巻き付けて作られており、頭、両手、両足がある大の字形。腹部を2寸(約6センチ)くぎが背中まで貫通していた。女性が止める駐車スペースに置かれているのを24日夜に従業員が発見した。

 署によると、須藤容疑者はゲームセンターの常連客だった。女性は昨秋、須藤容疑者からプレゼントをもらったが「お返ししたら、様子がおかしくなった」と話しているという。昨年12月には、女性の車のタイヤがパンクする嫌がらせもあり、女性が今月22日に署に相談していた。わら人形の事件を受けて、署が防犯カメラの映像などを分析したところ、須藤容疑者が浮上した。