新党「希望の党」代表の小池百合子東京都知事(65)が30日、大阪市内で、「日本維新の会」代表の松井一郎大阪府知事(53)、大村秀章愛知県知事(57)と3人で合同記者会見に臨み、希望と維新は「東京と大阪ですみ分けながら、改革の志を国会に届けようということを確認した」と語った。
希望は大阪の、維新は東京の小選挙区で公認候補を立てない方針を確認。松井知事は「希望の党とは製作もほぼ一致している。お互いに最大限、配慮をしようということになった」とし、「東京、大阪以外では切磋琢磨(せっさたくま)し、我々は東京では比例で戦いまで」と明言した。
この日は、東京、大阪、名古屋と日本の3首長が大阪に集っての会見。小池知事は、大阪での会見にいたった理由については「私、久しぶりに大阪へ行きたいなと思いまして。ぜひ、松井知事に(協議と会見の場を)セッティングしてくださいとお願いしたんです」と説明した。
大阪の隣県、兵庫県芦屋市の出身で、兵庫の選挙区から出馬したこともある。ゆかりの関西へ“帰郷”したかったといい「私、太陽の塔の近くで育っておりますので、ぜひとも大阪万博も(誘致へ)応援していきたい」と、大阪府吹田市にある大阪のシンボルまで口に。関西弁のイントネーションで「大阪も元気になってほしい」と続け、リップサービスも加えた。
小池知事は、自身の衆院選出馬については「知事として、東京モデルの成功例をつくることで、国政に影響を与えたい。知事としてこれからも連携したい」とし、あらためて否定した。
衆院転身への質問には、松井氏も強く反応。「今日、3知事が一致して、改革を推し進めようと話し合って、このうち誰かが立候補したら『三都物語、ウソだったのか』ってなる。僕もですけど(3人とも出馬は)あり得ない」とし、自らだけでなく、小池知事、大村知事にも“けん制”するように、出馬を否定した。
また、3知事が集まり協議した内容については、小池知事が「東京、愛知、大阪、東海道のメガロポリスが、改革に向け一緒に歩んでいこうということで合意ができました。東京、愛知、大阪この3つが連携を致しまして、『三都物語』とでも名付けましょうか。これから連携をすることによって日本をけん引していこうということです」と、明らかにした。
対して、東京、名古屋の知事を地元へ迎え入れた松井知事は「我々がこの6年、大阪で徹底的にやってきた身を切る改革、しがらみのない政治を全国に進められるいい機会だと思い、(協議の依頼を)受けさせてもらいました」と話した。

