2018年サッカーW杯(ワールドカップ)ロシア大会の組み合わせが決まった。日本は1次リーグH組でコロンビア、セネガル、ポーランドと戦うが、3チームともFIFAランク格上の強豪だ。そこでハリルジャパンよりひと足お先に相手を「食う」べく、日本にある各国料理店に出陣した。われらが和食に負けず劣らず、いずれも強敵だった。【清水優、三須一紀】

 宇都宮市のポーランドカフェレストラン「スモックバベルスキ」(バベルの城の竜の意味)。日本唯一といわれるポーランド料理の専門店だ。店主堀越アグニェシュカさん(38)は、日本と母国ポーランドの対戦を「(両国とも)ベストの状態で戦えるといいね」と楽しみにしている。

 13年に夫の堀越寿弥さん(48)と開店した店は、駐日本ポーランド大使館でも提供されており、大使が「日本唯一の正統なポーランド文化、料理を伝える店」と太鼓判を押す。100年もののアンティークミラーや岩塩の内壁など、内装もポーランド文化満載だ。

 人気メニューはジャガイモのステーキに肉ゴロゴロのビーフシチューがかかった「プラツキ」。そばの実とポルチーニのリゾット「カシャット」も定番だ。キャベツの酢漬けと肉を煮込んだ「ビゴス」は切り干し大根の煮物に似た味わい。果物や野菜がふんだんに使われ、量を食べても、もたれない。

 ポーランド産ウオッカ「ズブロッカ」(40度)や、ウオッカにラズベリーやブルーベリーなどを漬けた果実酒「ナレフキ」(20度)をなめながら、日本の倍ほどの量の食事を2時間かけて食べ、十分な睡眠を取るのがポーランド流。日本代表の強敵となりそうだ。