サッカーワールドカップ(W杯)ロシア大会。1次リーグ最終のポーランド戦は、西野朗監督(63)の「英断」が、決勝トーナメント進出を呼び込んだ。プロ野球の12年ドラフト会議で、当時の阪神・和田豊監督に運気アップを“助言”し、目玉だった藤浪晋太郎投手引き当てに一役買った四柱推命鑑定師の貴月紅妃(きづき・こうひ)さんが、西野監督が持つ強い運気を鑑定した。

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 西野監督は「戊(つちのえ)という岩山の星」を持ち、頑固で信念の強さが特長だが、運気としては「実は今はあまり良くない」時期だった。ところが「今年の6月は、ひじょうに強い星が入ってきている」と言い、鑑定は旧暦で行うため、その影響は決勝トーナメントが始まる7月も生きており、7月7日までは高運気にある。

 つまり、3日の決勝トーナメント初戦、ベルギー戦も、強い運気が働いており、悲願の8強入りも、夢ではないかもしれない。

 貴月さんによると、西野監督は「この間は『身旺(みおう)の命』になり、とても粘り強く食い込む、あきらめない気持ち強まる作用をする」そうで、この心の動きが吉へと働けば「社会運にある監督の星」は、「勘がさえる」「考えが生かされる」「人を喜ばせる」ことが起こるという。

 「身旺」とは、自分の星以外の星からも、多くの助けを得た状態を指し、助けられていない状態を「身弱(みじゃく)」と呼ぶそうで、西野監督は、今の時期、星からの助けを得られる状態にあることになる。

 貴月さんは、その結果が、ポーランド戦の「英断」へとつながったと見る。さらに運気をアップさせるラッキーアイテムは、監督の持つ「山の星」へパワーを与える「赤」と「馬」。貴月さんは「赤い色、馬蹄柄ですとか、馬にまつわる物を身につけていただくといいと思います」とも話す。

 加えて、監督の運気を高める高運気の選手も複数いる。第一に、本田圭佑選手(32)は監督と「同じ星」で好相性。監督よりも強い本田選手の力が、監督の力を増幅させるという。

 ◆本田圭佑選手 この方も戊の身旺の命、火の様な山ですね。自信、プライド、情熱、自意識が過剰です。でも、物に動じず、信念を貫く姿勢とファイトは、周りを率いらせるだけの力があります。もちろん、バッシングやマーク、妨害は在りますが、それを肥やしにするぐらいでしょう。

 ◆吉田麻也選手 頑強なよろいを着た辛(かのと)、鋼金の星です。本来、辛は小石に例えられますが、吉田選手は鋼金。絶対に折れない、負けない。

 ◆乾貴士選手 戊の身旺の命、火山のように火をふく山の星です。徹底的にマークされたり、妨害されたりしそうですね。それぐらい強い星の方に見えます。

 ◆長友佑都選手 この方は己という、大地の土の身旺の命、機転の良さがありますね。場を読む勘が強いような、下から出てきて突き上げるような星の方。

 ◆昌子源選手 熱い中にとてもクールな星の持ち主。静かに潜みながら、隙をついてゆくような方。周りは、彼が何をどう考えているのか、読みにくい。