池袋の車暴走事故87歳近況は「歩くのきつそう」

東京・池袋の都道で乗用車が暴走し、近所に住む母子2人が死亡、8人がけがをした事故で、車を運転していた無職の飯塚幸三さん(87)が住む都内の集合住宅に住んでいる男性が取材に応じた。男性は、飯塚さんの近況について「ここ何年かで、歩くのは結構、きつそうになっていた。最近は、いつも、つえを持って歩いていた」と語った。

男性は、飯塚さんの車について「(駐車場に)よく停まっていた。ずいぶん古い型で、中古で買ったのかと思っていた。最近、置くようになったので、一時は車を手放していたのかな?」と語った。車の状態については「周りにぶつけたとか、損傷したとかまでは、見ていない」という。

飯塚さんとは「10日に1回、会い、廊下で会ったら、あいさつするくらい」との関係だという。飯塚さんは築15、16年の集合住宅が建った当時から妻と2人暮らししていたという。男性は、飯塚さんの妻とは3日前に会ったといい「仲が良い夫婦。(飯塚さんは)腰も曲がったりはしていないし、87歳には見えなかった」と語った。

飯塚さんは午後、スーツ姿や正装で車に乗って出掛けることも、しばしばあったという。男性は、飯塚さんが旧通産省(現経産省)に入省した官僚であることを、今回の事故の報道で知ったというが「交友関係は広い感じがした。公務員や学校の先生、どこかの役員か何かをされている人だとは思っていた」と語った。

近所に住む別の男性は、飯塚さんについて「近所付き合いが、ほとんどない人なので、よく分からない。町内会費は、こちらに住んだ当初から払っていたと町内会の役員も話していたけれど…」などと話した。【村上幸将】

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  • 東京・池袋の事故現場付近に設置された献花台(撮影・村上幸将)