将棋の最年少プロ、藤井聡太七段が渡辺明王将(棋王・棋聖=35)への挑戦権獲得を目指す、第69期大阪王将杯王将戦2次予選1回戦、佐藤康光九段(49)戦が18日午前10時から、東京・千駄ケ谷「将棋会館」で始まった。

両者、初顔合わせ。藤井は1次予選で池永天志四段(26)森内俊之九段(48)北浜健介八段(43)千田翔太七段(25)を下し、初めて2予へと進出した。19日は17歳の誕生日。白星を挙げて、前祝いとしたい。

振り駒の結果、と金が4枚出て、藤井は先手。先手2六歩後手8四歩と、お互いに飛車先の歩を突き出してスタートした。

持ち時間は各3時間で、昼食休憩を挟んで同日夕方には決着の見込み。