小泉進次郎環境相は22日の会見で、海外の環境相や経験者との会談を踏まえ、政府内での環境省の立ち位置に関する「ジレンマ」が、共通に存在すると打ち明けた。

他省庁より小規模であることなどを念頭に「環境省という組織の実力と、政府の中の立ち位置。環境大臣が抱えるジレンマと感じたのは、みんな政府の中で苦労している。どこの国のカウンターパートと話しても、同じような側面があるようだ」という。「理想と現実のはざまで、どうすれば最大限の可能性を追求できるか、腐心しているのが世界の環境大臣ではないか」とした上で、自身は「日本の対応が国際社会に届くような発信をしていきたい」と、強調した。