防衛装備庁は26日、東京・市ケ谷の防衛省内で、不用となった自衛隊装備品のオークションを初めて行った。約200人が参加したが、高額落札が相次ぎ、出品された21点で、落札総額は約580万円にのぼった。

練習艦「やまゆき」の舷門表札は、1万円から始まって53万円、輸送機「C-1」のパイロットの航空ヘルメットや酸素マスクなどのセットは、3万円からスタートして、この日最高額の66万円で落札された。

今回のオークションは、省独自での財源の確保が目的で行われた。河野太郎防衛相は終了後、ツイッターを更新。「第1回不要物品のせり売り終了しました。売り上げ合計は約580万円でした。ありがとうございます」と、つぶやいた。