将棋の最年少タイトルホルダー、藤井聡太棋聖(18)が最年長タイトルホルダー、木村一基王位(47)に挑戦する第61期王位戦7番勝負第4局の1日目が19日、福岡市中央区の大濠公園能楽堂で始まり、午後0時30分、昼食休憩に入った。

ここまでの藤井の消費時間は1時間22分、木村は1時間48分。

藤井は勝負メシに「玄海産車海老と九州産野菜の天丼」がつく「冷やし能古うどんのセット」を注文。福岡のうどんと言えば「やわらかな太麺」が主流だが、「能古うどん」は細麺で弾力とコシが特徴。真っ白なツヤツヤの麺に、だしの利いたつゆをぶっかけ、一気にすすると、極上ののどごし。夏バテも吹っ飛ぶ涼感がある。

木村は「ぶっかけおろしそばのセット」を注文。藤井と同じく「玄海産車海老と九州産野菜の天丼」が出された。

両者はたっぷりと栄養を補給し、万全の態勢で午後1時30分から対局に臨んだ。