第34期竜王戦7番勝負を4勝0敗で制し、史上最年少4冠を達成した藤井聡太新竜王(王位・叡王・棋聖=19)が14日、第4局が行われた山口県宇部市内で一夜明け心境を語った。麺好きの藤井は念願の「宇部ラーメン」を食べ、決戦に臨んでいたことを明かした。

第4局1日目を終えた12日夜、ホテル側の計らいでこってり系の「宇部ラーメン」が食卓に並んだ。「食べる前から豚骨のにおいが漂ってきて、食べてみると、思ったよりも食べやすかった。ぺろりといただきました」と満面の笑みで答えた。

11日に行われた地元の歓迎会ではサプライズで「宇部ラーメン」を10食分をプレゼントされた。宇部市での滞在は、食の面でも充実した日々だったようだ。