元衆院議員の金子恵美氏が16日、TBS系「ゴゴスマ」(午後1時55分)に出演。ダウンタウン松本人志(60)をめぐる報道について、私見を述べた。

この日同番組では、松本が、自身の15年の一般女性への性的行為強要疑惑を「週刊文春」に報じられたことで名誉を毀損(きそん)されたとして、発行する文芸春秋などに損害賠償などを求めた訴訟で、第1回口頭弁論が3月28日に東京地裁で開かれる件について扱った。

その中で、金子氏はこの裁判について「松本さんと文春の主張が双方対立している状況においては、裁判の中でどちらかの主張を裏付ける証人や証拠が出てくるのか、そこが注目すべき所なのかなと思いますが」と前置きしつつ、「先ほど来(番組内で解説などが)あった、(裁判における)『真実相当性』のところで言うと、やっぱり、今の法の立て付けというか仕組みというか、(週刊誌側が)自由に書けてしまう。自由に書くことはもちろん報道の自由なんですけれども、仮に真実じゃなかったとしても書けてしまって、それで断定的に社会がレッテルをはってしまっているとしたら…。疑惑の段階から社会的制裁を受けるようなこの社会というのは、在り方として正しいのかどうかというのは、私はいつも投げかけたいところです」などと話した。