東武鉄道(本社=東京都墨田区)は4日、今月16日に実施するダイヤ改正に合わせ、新たに2編成が導入される「スペーシアX」をこれまで乗り入れてない一部路線で運転すると発表した。
今回の増備により、一部の車両を臨時列車や団体の貸し切り列車として、柔軟に設定する。利用者の要望に応じた形だ。
「スペーシアX」は昨年7月15日、東京・浅草~日光・鬼怒川温泉の栃木エリアを結ぶ東武鉄道の主力車両として運転を始めた。33年ぶりに投入された新型特急で、6両編成。定員212人。車体の白は、陽明門に塗られた「胡粉(ごふん)」に着想した。浅草寄り6号車のコックピットスイート7席、日光寄り1号車のコックピットラウンジ(定員20人)は運転台が見える、鉄道ファンに人気の車両でもある。
これまで通常運転していないエリアにも投入される。今月12日にはその第1弾として、東武アーバンパークラインの大宮(埼玉)から東武日光に向けて出発して浅草に戻る特別列車で、限定20名の一般の利用者も乗車できる特別ツアー商品「スペーシア X 特別運行ОМIYA」(1人4万8000円=税込み)を販売する。
東武鉄道では、「今後、路線を超えた魅力的なツアー商品も検討する」としている。6月には群馬方面、8月には千葉方面への運行も予定しており、詳細はホームページなどで告知するという。

