3日に発した非常戒厳を6時間で解除した韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が7日午前10時、対国民談話を発した。
各テレビ局などを通じた映像で「今回の非常戒厳宣言は国政最終責任者である大統領としての切迫感から始まった」とし「しかし、その過程で国民に不安と不便をおかけした」と述べ「非常に申し訳なく思い、心より謝罪申し上げる」と話した。
野党各党からは、2度目の戒厳令発令の可能性が指摘されているが「第2の戒厳は決してないだろう」と一蹴。さらに「私の任期問題を含め、今後の政局安定策はわが党に一任する」と与党の国民の力に預ける認識を示した。
この日の午後5時から、大統領の弾劾票決が国会で開かれるが、可決には200票以上が必要。300票のうち108票を持っている与党に対し、造反票を出さず否決を求めるメッセージとみられる。

