石破茂首相は17日の衆院予算委員会で、森友学園をめぐる財務省決裁文書改ざん問題を苦に自ら命を絶った元近畿財務局職員の赤木俊夫さんの墓参に訪れたいとの考えを、明かした。
立憲民主党の川内博史議員の質問に答えた。
文書改ざん問題をめぐっては、大阪高裁が1月30日に、1審の関連文書不開示決定を取り消す判決を出したことを受け、政府は最高裁への上告を断念。大阪高裁判決が確定した。
川口氏は、2018年3月7日に亡くなった赤木さんの命日に、石破首相が赤木さんの妻雅子さんにメッセージを送っていたことに触れ「大変、尊敬申し上げている。命日にメッセージをきちんと打った政治家は、恐らく石破さんおひとりだと思う。大変心のあることをされている」と評した。そのメッセージ内容を読み上げて「このような心のあることをできる政治家は、本当に立派だと思う」とした上で、「今後文書の開示がなされたら、政府の責任者として墓前にお墓参りをされるべきではないか」とただした。
これに対し、石破首相は「今後どのような推移をたどっていくか、時期の問題を含めて、よく考えさせてください」とした上で「私自身、個人としては行きたいなあという思いは強く持っている。同時に、行政の長として行くというのは、それとはまた違う意味を持つ」と述べた。
「個人としては行きたいという思いは持っているが、今後どういう推移をたどるか、そして行政の長としてどうあるべきか、適切に判断していきたい」と続けた。
国側は文書の開示の是非について、今後判断する。石破首相は「いろんなお考えがある。行政の責任者として、情報公開法の規定にのっとって適切にやっていくのは当然のこと。赤木さんへの思いは、私なりに強く持っている。と同時に、結論を決め打ちすることなく、情報公開法の趣旨にのっとって、きちんと対応していく」と述べた。

