現代政治に詳しい白鳥浩法大大学院教授が20日、フジテレビ系の情報番組「サン!シャイン」(月~金曜午前8時14分)に出演。江藤拓農相の「コメは売るほどある」発言について、「適格性に問題があります」とひと言で断じた。
江藤農相は19日、佐賀市で18日に行った講演で、価格高騰が続くコメに関し「(私は)買ったことがありません。支援者の方々がたくさん下さるので、(家の食品庫に)売るほどあります」と発言したとして陳謝した。生活負担増に国民が苦しむ中、価格安定化に取り組む担当閣僚の不適切な発言に対し、与野党から批判が噴出した。
白鳥教授は、「今これだけ国民が物価高に苦しんでいる。農政の失敗にもかかわらず、こういう発言をしているのはどうかと思います」と話した。コメ高騰が続く中、政府は備蓄米を放出するなどして、対応しているが、5~11日の平均価格は2週ぶりに再び上昇に転じ、5キロ4268円となっている。
「この発言で全部台無し。自分が買ったことがないのなら、消費者マインドが分かるわけがないし、生産者からいただいたおコメに黒いもの(石や虫)が入っていたという話をされるなら、『そんなに日本の生産者はモラルがないのか』となる。両方に対してツバを吐いている」と激しく批判した。

