東京都の小池百合子知事は27日の定例会見で、参院選(7月3日公示、20日投開票)で、自民、公明両党の候補者の応援に入る可能性を示唆した。
両党は、東京都議会で小池都政を支える「知事与党」の一角。
小池氏は、参院選で特定の候補者や政党を応援する考えがあるか問われ「都議会議員選挙が終わったばかりでですが、次はまさに国政ですから。アジェンダは、より国家としてどうあるべきか、国益をどう確保するのかといった議論が交わされると想像します」とした上で「そういう中で、やはり国政との連携ということで申し上げますと、自民や公明の候補者のみなさんと、これからも連携しながら進めていくのが都にとってのプラスということでもございます。そういった流れになるかというふうに思います」と述べた。
小池氏は都議選で、自身が特別顧問を務める都民ファーストの会の候補者の応援に奔走したほか、公明党の候補者の応援にも入った。裏金問題で逆風となった自民党に関しては、2候補の事務所に激励に入るにとどめた。都議選は、都民ファが31議席で自民党から第1党の座を奪還した。一方、自民党は45人を擁立しながら21議席と歴史的大敗を喫し、公明も擁立した22人中当選は19人で、9回連続で目指した「全員当選」がかなわなかった。
都議選では、前線に立って応援を行った小池氏の存在感が、あらためて示された形となった。一方、大敗した自民党にとっては参院選も厳しい戦いになるとの見方が出ている。

